オーソリティ、サウジG3ネオムターフCを堂々の逃げ切り
2022年02月27日 11:37
サウジG3ネオムターフカップ(4歳以上、芝2100m)が現地26日にキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われ、日本から単騎参戦したオーソリティが気合いをつけられて主導権を握ると、後方から馬群の中を伸びて追い込むカスパーに1馬身1/4差をつけて鮮やかに逃げ切った。
さらに1/2馬身差の3着争いをエベイラが制し、昨年の香港ヴァーズ2着馬でオーソリティの最大の強敵と見られていたパイルドライヴァーは中団馬群の外から伸びを欠き11着に沈んだ。
オーソリティはC.ルメール騎手に気合いをつけられて先手を奪うと、後続を引きつけてマイペースの逃げを打つ。3馬身少々離れた中団馬群の外からパイルドライヴァーがマークし、その内からエベイラが追走。カスパーは後方3番手で最終コーナーを回った。
オーソリティは絶好の手応えで直線に入り、3番手から捕まえにきたハロヴィアンを振り切ってスパート。馬群の中からカスパーが2着争いに加わった時には勝利を確定的なものとしていた。