現地26日、米フェアグラウンズ競馬場にてG2ルイジアナダービー（3歳、ダート9.5ハロン）が行われ、1番人気に推されていたエピセンターが快勝した。

　レースは2番人気だったゾゾスが逃げ、エピセンターは3番手で機をうかがう展開に。直線に入るとエピセンターが楽な手応えで早めに先頭に立ち、逃げ粘るゾゾスに2馬身半差をつけてゴールした。2歳G1ブリーダーズフューチュリティ勝ち馬のラトルンロールは8馬身差の4着までだった。

　S.アスムッセン厩舎のエピセンターはノットディスタイム産駒。前走のG2リズンスターステークスで重賞初制覇を果たし、今回の連勝でG1ケンタッキーダービー出走馬選定ポイントシリーズ「Road to the Kentucky Derby」で164ポイントとしてトップに立った。

　近年のルイジアナダービー勝ち馬では、2016年のガンランナーがKYダービー3着（翌17年にG1ブリーダーズカップクラシックなどを制して年度代表馬に）、21年のホットロッドチャーリーもKYダービー3着、G1ベルモントステークス2着、G1ペンシルベニアダービー1着などの活躍を見せている。