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​欧州年度代表馬セントマークスバシリカ、豪州とのシャトル種牡馬に

2022年03月28日 11:20

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 2021年の欧州年度代表馬セントマークスバシリカが、種付け初年度の今年から欧州とオーストラリアのシャトル種牡馬として供用されることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

 クールモアグループの所有馬セントマークスバシリカはシユーニ産駒の4歳馬。昨年に仏2000ギニーと仏ダービーの二冠を制すと、さらに6月の英G1エクリプスステークスで古馬を一蹴。9月のG1アイリッシュチャンピオンステークスでもタルナワらを下した。

 欧州では同じシユーニ産駒で仏ダービーや凱旋門賞などを勝ったソットサスがいる上、母父がクールモアの名種牡馬ガリレオのセントマークスバシリカは交配相手が制限される。そうした事情もシャトル種牡馬となった背景にあることを同記事では示唆している。