スプリント王ネイチャーストリップ、豪G1TJスミスステークスを3連覇
2022年04月03日 12:49
豪ランドウィック競馬場で現地2日にG1TJスミスステークス(2歳以上、芝1200m)が行われ、単勝2.30倍の支持を集めた1番人気のネイチャーストリップが2番人気エデュアルドとの主導権争いを制すと、迎えた直線では3.36馬身突き放して逃げ切った。
さらに1.14馬身差の3着に両馬を前に見ながら運んだ4番人気の3歳馬パウレレが続き、5連闘でのG1制覇から中1週で参戦したシェルビーシックスティシックス(5番人気)は、勝ち馬から6.51馬身差の7着に終わった。
ネイチャーストリップは昨年11月のスプリントクラシックに続く8度目のG1制覇で重賞は通算12勝目。TJスミスSは3連覇とした。なお、この勝利により生涯獲得賞金を約1780万豪ドル(約16億3500万円)とし、ウィンクス(2645万豪ドル=約24億3000万円)に次ぐ豪競馬史上2位に浮上している。
同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、C.ウォーラー調教師はネイチャーストリップの英ロイヤルアスコット遠征に関する質問に対し、馬主次第としながら「そうだと言いたいね」「我々の大目標は彼を再びジ・エベレストで走らせることだ。我々が飛んでいって、ロイヤルアスコットで友人たちに会えたらとてもスペシャルだけどね」と含みを持たせている。