仏オークス戦線を占うG3ペネロープ賞（3歳牝馬、芝2100m）が現地2日にサンクルー競馬場で行われ、O.ペリエ騎乗のアガヴェが後方2番手追走から直線で手綱を控えたまま先頭に並ぶと、外へモタれながらも矯正のステッキ一発だけで快勝した（3/4馬身差）。

　勝ち馬の直前で3、4番手を進んだクイーントレジーが、その内で並走していたアンデクレーヴとの2着争いをアタマ差で制している。

　アガヴェはジャドモントの自家生産によるドバウィ産駒で、昨年9月にパリロンシャン競馬場の芝1600mでデビュー勝ち。半年の休養から3月10日のリステッドで2勝目を挙げ、この日の重賞初制覇でデビュー3連勝とした。

　昨年のペネロープ賞はフィロメーヌが勝利。同馬は仏オークスでも2着に好走した。