NEWS

ニュース

ニュース/コラム

​東海岸のKYダービー前哨戦、G2ウッドメモリアルSはモードニゴールが差し切り

2022年04月11日 13:00

  • 友だち追加数

 現地9日、米アケダクト競馬場にてケンタッキーダービー前哨戦のG2ウッドメモリアルステークス(3歳、ダート9ハロン)が行われ、J.ロザリオ騎乗の2番人気モードニゴールが接戦を制した。

 スタートがひと息だったモードニゴールは後方2番手からのレースに。内ラチ沿いから徐々にポジションを上げると3番手で直線に入り、逃げ込みを図った3番人気アーリーヴォーティングをゴール寸前で差し切った。

 デビュー2連勝で2月のG3ウィザーズステークスを勝っていたアーリーヴォーティングはクビ差の2着で初黒星。同じく無傷の2連勝で3月のG3ゴッサムステークスを制して1番人気に推されていたモレロは6着に沈んだ。

 T.プレッチャー厩舎のモードニゴールはアンクルモー産駒。昨年12月のG2レムゼンステークスを勝っており、前走のG3ホーリーブルステークスは3着だったが、巻き返しを図る今レースで重賞2勝目を手にした。

 ウッドメモリアルSはかつては1977年の三冠馬シアトルスルーや2000年のKYダービー馬フサイチペガサスら活躍馬を輩出。近年はクラシック勝ち馬が出ていないが、2015年のフロステッドはKYダービー4着にG1ベルモントステークス2着、17年のアイリッシュウォークライはベルモントS2着、19年のタシトゥスはKYダービー3着にベルモントS2着と善戦し、18年のヴィーノロッソは古馬になってG1ブリーダーズカップクラシックを制覇している。