現地4月30日、豪イーグルファーム競馬場で行われたG2クイーンズランドギニー（3歳、芝1600m）は、最内枠の3番人気キャラクターが発馬で1馬身ほど出遅れるも、素早く中団に挽回して内ラチ沿いで脚を溜め、直線では馬群の中から抜け出して快勝した。

　勝ち馬の後ろを追走したニュージーランドのダークデストロイヤー（7番人気タイ）が0.75馬身差の2着に続き、さらに2.25馬身差の3着には5番人気のアッシュグローブが入線。1番人気のベンドザニーは勝ち馬の外を並走して伸び切れず11着に沈んだ。

　ゴドルフィン所有のキャラクターは、豪州生まれのテオフィロ産駒でJ.カミングス調教師が管理するセン馬。2歳の昨年1月にデビューするも7連敗し、明け3歳の9月にようやく初勝利を挙げた。その後に条件戦で2勝目を手にすると、今年3月にはG2タラックステークスで重賞初制覇を飾り、今回で2度目の重賞制覇としている。