デットーリ騎乗のチェコ調教馬ポントス、仏G3サンジョルジュ賞で重賞初制覇
2022年05月18日 11:57
現地15日、仏パリロンシャン競馬場で行われたG3サンジョルジュ賞(3歳以上、芝1000m)は、L.デットーリ騎乗の7番人気ポントスがゲートを出るなり1馬身のリードを奪う絶好のスタートを決め、そのまま2着に2馬身1/2差をつけて逃げ切った。
1番人気のスエイザは勝ち馬の直後で2番手を追走するも伸び切れず3着。その背後から伸びた3番人気のベルヌイユがハナ差先着して2年連続の2着に続いた。
ポントスはチェコのM.ニースラニック調教師が管理するパワー(その父オアシスドリーム)産駒の4歳牡馬で重賞初制覇。これまでドイツやイタリア、フランスで重賞を4戦して入着歴はないものの、昨年は今回と同舞台のG1アベイドロンシャン賞でスエイザに1馬身差の6着という戦績を残していた。