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プリークネスS当日は気温35度の予報、暑さの影響は?

2022年05月19日 11:24

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 現地21日に米ピムリコ競馬場にて開催される米クラシック第2戦のG1プリークネスステークスは、灼熱の中で行われることになりそうだ。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、18日正午時点での当日のボルティモアは気温35.5度、湿度49%という天気予報。この状況にフロリダ州を拠点とし、スキッピーロングストッキングを出走させるS.ジョセフJr.調教師は「これが私たちへのアドバンテージになるといいね」と語る。

 シンプリフィケーションで挑むA.サノ調教師も「彼はフロリダ生まれのフロリダ育ち。生まれたときから暑さに慣れているし、初勝利もガルフストリームでの暑い日だったから、さほど問題としないだろう」と話している。

 一方でケンタッキーオークス馬シークレットオースを擁するD.ルーカス調教師は「様子を見るしかない」とコメント。「このような暑さの中でのレースは初めてだが、何とか乗り切ってみせるよ。条件は誰にとっても同じだ」と続けた。

 また同師は一般論として、レース前に気合いを入れてくる馬にとっては暑さはより厳しく作用することを示唆。「特にアドレナリンの分泌が多い馬は、より影響を受ける可能性がある。湿度によっては酸素摂取量に少し影響を与えるかもしれない」との見解を述べている。