現地15日のG1仏2000ギニーで単勝万馬券の人気薄ながら2着に激走したテキサスが、次走に6月19日のG3ポールドムーサック賞（芝1600m）を予定していることが分かった。

　H.ドゥヴァン厩舎のウートンバセット産駒テキサスは、2歳時にリステッドを勝利。今年は4月のG3フォンテーヌブロー賞で4着だったが、仏2000ギニーでは勝ったモダンゲームズから1馬身1/4差の2着と健闘した。

　ドゥヴァン調教師は「ギニーは出走させるのさえ難しいレースだし、出られる馬を得られるのは本当にうれしいこと」「特に私たちのような小さな厩舎にとっては、あのレベルで叩けるのはいつだって満足のいくものだ」とコメント。

　今後については「（最終的に）ブリーダーズカップマイルは理想的だと思う」と、秋の米G1挑戦に言及。「選択肢はたくさんある。いまはフランスのG3に集中し、その後に検討したい」と続けていた。