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豪G1ドゥームベンCは波乱の決着、単勝1.24倍のザーキが3着に敗れる

2022年05月29日 08:18

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 豪G1ドゥームベンカップ(2歳以上、芝2100m)が現地28日にイーグルファーム競馬場で行われ、単勝1.24倍の圧倒的支持を集めたザーキが先頭から1.65馬身差の3着に敗れる波乱の決着となった。

 ザーキは大外の10番枠からゲートを決め、逃げ馬に離れず2番手を追走。4、5頭分外に持ち出されて突入した直線では残り300mで先頭に立った。しかし、そこからの伸びが今ひとつでゴールに向かい失速。6、7番手からラチ沿いをすくった単勝16倍の2番人気フエトー、並走状態から馬群の外を回った8番人気のマキシマルに相次いでかわされた。

 1着はフエトーで0.4馬身差の2着にマキシマルが続き、ザーキは9番人気グレートハウスの追い上げを辛くも0.1馬身しのいで3着が精一杯だった。

 フエトーはアーキペンコ産駒の5歳セン馬でP&P.スノーデン調教師が管理。2歳11月のデビューで4歳までは軌道に乗れなかったが、5か月の休養から明けた昨年11月の5歳初戦から条件戦を3連勝するなど本格化し、前走のG2ADホリンデイルステークスは重賞初挑戦でザーキから3.8馬身差の4着だった。