スミヨン騎手が12日間の騎乗停止処分、G1制覇直後に不注意騎乗
2022年07月04日 13:00
現地2日の英G1エクリプスステークスを仏ダービー馬ヴァデニで制したC.スミヨン騎手が、ゴール後の不注意騎乗で12日間の騎乗停止処分を受けた。
ヴァデニは馬場の三分どころを伸びて1着でゴール。その直後にスミヨン騎手は左手を挙げてガッツポーズを見せたが、その際にヴァデニが右へ斜行し、内にいたネイティヴトレイルとロードノースの進路をカットする形になった。
スミヨン騎手は「ゴールした時に内にいたウィリアム(ネイティヴトレイルのビュイック騎手)とジェームズ(ロードノースのドイル騎手)に気づかず、自分の馬はただ単にコーナーを曲がろうとしただけだった」とコメント。
さらに「スチュワードにも説明したが、あれは私の責任だ。ゴール直後にあんなふうに喜ぶべきじゃなかった。あの時点で内側を確認して、彼らに迷惑をかけないようにすべきだった」と自らの非を認めて謝罪した。