現地23日、カナダのウッドバイン競馬場でG2コンノートカップ（3歳以上、芝7ハロン）が10頭により争われ、1番人気のフィロディアリアナが好発から主導権をにぎると、後続を2馬身1/2差と寄せつけずに逃げ切った。

　後方から内ラチ沿いを立ち回った4番人気のマーチトゥザアーチが、一昨年の優勝馬で2番手から粘り込む3番人気サイレントポエットとの2着争いをハナ差で制し、2番人気のシャールズスパイトは中団のまま5着に終わった。

　フィロディアリアナはドロッセルマイヤー産駒の6歳牡馬で、ブラジル在籍時の2019年に現地で重賞を2勝。その後にカナダのM.キャシー厩舎に移籍して昨年6月に2年2カ月ぶりの復帰戦を飾ると、さらに約10カ月の休養を経て今年の4月からようやく連戦できるようになり、前走の条件戦で久々の白星を手にしていた。