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アリゲーターブラッドが今春の豪州での出走断念、今後は海外挑戦か

2022年08月13日 11:37

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 オーナーの破産によってオーストラリアでの現役続行が危うくなっている豪G1馬アリゲーターブラッドが、今春の出走を断念したことが分かった。豪競馬メディア『racing.com』が報じている。

 同馬のオーナーであるA.エンドレス氏はレーシングヴィクトリア(RV)からレースへの出走不可と通達後も、自分の配当を減らして筆頭オーナーではなくすることや、他者への売却などを提案していたが主催者側に受け入れられなかった。

 エンドレス氏はG.ウォーターハウス調教師らと将来について話し合う予定だが、アリゲーターブラッドが近い将来にオーストラリアで再び走る可能性は低いという。エンドレス氏も今後は海外レース参戦を視野に入れていくことを認めており、同メディアは12月のG1香港マイルがメインターゲットになりそうだと伝えている。

 アリゲーターブラッドは2020年のオーストラリアンギニー、今年6月のストラドブロークハンデキャップとG1レースを2勝。ジャパンカップにもノミネートしていると報じられている。