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ハイフィールドプリンセスがナンソープS快勝、13日間で2度目のG1制覇

2022年08月20日 11:36

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 現地19日、英ヨーク競馬場にてG1ナンソープステークス(芝5ハロン)が行われ、7日に仏G1モーリスドゲスト賞を勝ったばかりのハイフィールドプリンセスが13日間でG1レース2連勝を果たした。

 レースは2番人気の2歳馬ザプラチナムクイーンが最軽量ハンデを活かして積極的に先頭へ。ハイフィールドプリンセスは2番手でこれを追走し、ゴール前でかわすと最後は2馬身半差の快勝だった。

 ザプラチナムクイーンは道中でソラを使ったり、レース終盤では左右に何度もヨレるなど幼さを見せたものの、3着のエマラーティアナには1馬身半差で2着を確保。重賞未出走ながらデビュー3連勝で1番人気に推されていた3歳馬ロイヤルアクレイムは6着に終わった。

 窪田芳郎氏が所有のドラゴンシンボルは5着、吉田勝己氏のフロタスは10着だった。

 J.クイン厩舎のハイフィールドプリンセスはナイトオブサンダー産駒の5歳牝馬。5月の英G2デュークオブヨークステークスが重賞初勝利、日本からキングエルメスも参戦した前走のモーリスドゲスト賞がG1初制覇という遅咲きだが、その分を取り戻すように2週間足らずでG1を2勝してみせた。