英G2シティオブヨークS、キンロスが1年1カ月ぶりの重賞制覇
2022年08月21日 09:28
現地20日、英ヨーク競馬場でG2シティオブヨークステークス(3歳以上、芝7ハロン)が行われ、先頭から6馬身ほどの4番手で長い直線に入ったL.デットーリ騎乗のキンロス(2番人気タイ)が外ラチ沿いを伸び、2番手から押し切る構えの7番人気ポゴを差し切った(1馬身1/4差)。
さらに1馬身1/2差の3着にもう1頭の2番人気サンドリーンが続き、1番人気のセイクリドは3番手追走も伸び切れず6着に敗れた。
キンロスは昨年7月末のG2レノックスステークス以来となる久々の白星で3度目の重賞制覇。連覇を狙った前走のレノックスSではサンドリーンにクビ差の惜敗、今季初戦のG3ジョンオブゴーントステークスでも1着のポゴからハナ+クビ差の3着に惜敗していた。
キンロスのR.ベケット調教師は「意見が分かれるところはあるだろうが、レノックスSは勝てたはずだ。このレースは彼に打って付けだと思ったし、それが証明されたね」と評価し、今後の選択肢にG2パークステークスやG1スプリントカップ、仏G1フォレ賞などを挙げている。