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レズーが2歳牝馬のG1チェヴァリーパークSを制す、メディテイトは圧倒的人気も連敗

2022年09月25日 10:55

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 2歳牝馬による英G1チェヴァリーパークステークス(芝6ハロン)が現地24日にニューマーケット競馬場で行われ、序盤の最後方から徐々に進出した3番人気のレズーが、単勝2.6倍の1番人気メディテイトを差し切り3/4馬身差で快勝した。

 発馬で後手を踏んだレズーは序盤の最後方から徐々に進出し、逃げ馬に横づけするように先行するメディテイトを中間点で射程圏に入れると、残り2ハロンから切れ味鋭くスパートして差し切った。メディテイトを背後でマークした4番人気のモージがさらに3/4馬身差の3着に続いている。

 レズーはR.ベケット調教師が管理するズースター産駒でG1初制覇。デビュー3戦目のG2ダッチェスオブケンブリッジでモージの2着に敗れて初黒星を喫するも、前走のG3キーンランドステークスで重賞初勝利を飾っていた。これで通算成績を5戦4勝としている。

 一方、メディテイトは無敗で臨んだ前走のG1モイグレアスタッドステークス(2着)から2連敗となっている。

 ベケット師は「レズーは私が管理してきた中で最高の2歳牝馬かもしれない。この段階で同じような馬はいなかった」と素質を絶賛。その一方で「残念ながら彼女が1マイルをもつようには見えない。そう思ったこともない。まず見込みはなさそうだから、5着の牝馬(ジュリエットシエラ)がそうなるだろう」と1000ギニー路線には僚馬のジュリエットシエラを回し、レズーはコモンウェルスカップが目標になることを示唆した。

 なお、ベケット師はレズーを今季中にもう1戦させるなら、ブリーダーズカップ遠征の可能性を示している。