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​凱旋門賞1番人気のルクセンブルク、故障の長期休養を福と為す

2022年09月30日 11:23

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 現地10月2日の仏G1凱旋門賞で大手ブックメーカーの前売り1番人気に推されているルクセンブルク。春は故障のため英ダービーを棒に振ったが、A.オブライエン調教師は休養を禍転じて福と為す姿勢を見せている。英競馬メディア『racingpost.com』が報じた。

 キャメロット産駒のルクセンブルクは英2000ギニー3着後に英ダービーの前売り1番人気に推されていたが、筋肉系のトラブルで出走を断念。しかしじっくり立て直して8月13日に愛G3ロイヤルホイップステークスで復活勝利を果たすと、前走のG1アイリッシュチャンピオンステークスも連勝してみせた。

 結果的に長く休みが取れたことを凱旋門賞に向けたアドバンテージにできたか、と聞かれたオブライエン師は「できたね。初戦はギリギリの状態だったが、愛チャンピオンSの前にはハードな調教をこなした。前走後はそれほど負荷をかけていないが、状態はとてもいい」と返答。

 さらに「ギニー後はダービーを目指すつもりだったのだから距離は持つと思っているし、むしろ彼にぴったりだと思う」「極端な馬場を望む人はいないだろうし、それは私たちも同様。あまり悪くならないことを願うが、いずれにせよ状況はみんな同じだ」と続けていた。