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豪G1ザメトロポリタン、ノーコンプロマイズが3頭一線の接戦を制す

2022年10月05日 12:44

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 豪G1ザメトロポリタン(3歳以上、芝2400m)が現地1日にランドウィック競馬場で行われ、3番人気のノーコンプロマイズが後方追走から馬群を縫って伸び、ゴールで3頭一線の接戦を0.02馬身差で制した。

 ノーコンプロマイズは中団より後ろの8番手付近を追走し、勝負所で馬群の後ろに入りひと呼吸置いてスパート。直線には1番人気ルドンデヴィの背後から続き、9番人気レルムオブフラワーズの内で包まれる格好になるも、馬群の切れ目から内へ鋭く切り込んで抜け出し、ルドンデヴィの巻き返しをしのいだ。さらに0.07馬身差の3着はレルムオブフラワーズ。ルドンデヴィと1番人気を分け合ったダーストンは6着に終わった。

 ノーコンプロマイズはC.ウォーラー調教師が管理するピンズ産駒の6歳セン馬で、3月のG3NEマニオンカップに続く2度目の重賞勝ちでG1初制覇。昨年もザメトロポリタンに挑戦し、当時は1着のモンテフィリアから2.33馬身差の6着だった。

 同日付けの豪競馬メディア『racing.com』によると、この勝利を受けて大手ブックメーカー『スポーツベット』はコーフィールドカップにおける前売りオッズを21倍に設定。しかし、ウォーラー師は「あと数週で2、3馬身分の成長が必要かもしれない」と控え目に勝算を語っている。