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豪G1エプソムH、エルスバーグとトップランクドが同着優勝

2022年10月05日 12:47

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 豪ランドウィック競馬場で現地1日に行われたG1エプソムハンデキャップ(3歳以上、芝1600m)は、4番手追走から直線で先行勢の間を抜けた7番人気のエルスバーグと外を追い上げる3番人気トップランクドの同着優勝で決着した。

 エルスバーグは序盤の先行争いから引いて4番手に控え、トップランクドは中団の6番手をじっくりと追走した。3番手のヒンジド(2番人気)が最終コーナーで先行2頭の外へ持ち出されると、エルスバーグは空いたスペースを直進して2頭の間を抜け、ヒンジドと併せて大外から追い上げるトップランクドと3頭で追いくらべ。ヒンジドが0.34馬身後れて3着となった。1番人気のアイスバスは末脚不発でさらに4.96馬身差の4着に終わっている。

 エルスバーグはスピルザビーンズ(その父スニッツェル)産駒の5歳牡馬でG1初制覇。昨年11月のG3フェスティバルステークスで重賞初制覇を飾り、今年2月のG3リヴァプールシティカップで2勝目、その2戦後に春のエプソムHと並び称される秋のドンカスターマイルに初挑戦するも、当時は7着に終わっていた。

 一方のトップランクドは昨年7月まで英国のJ.テート厩舎に所属し、現地ではトップランクの馬名で活躍。2020年9月の英G3スペリオールマイルで重賞初制覇を飾り、2021年のG1ロッキンジステークスではパレスピアの3着がある。前走のG3ビルリッチーハンデキャップで豪移籍後の初勝利を挙げ、今回の重賞3勝目でG1初制覇とした。