バーイードのラストランとなる英チャンピオンS、アダイヤーら10頭が登録
2022年10月11日 13:05
現地15日に英アスコット競馬場で行われるG1英チャンピオンステークス(芝10ハロン)の登録馬が、最強馬バーイードを含めた10頭に絞られた。
W.ハガス厩舎のバーイードは昨年から今年にかけてマイルG1を5連勝。初の中距離だった8月のG1英インターナショナルステークスも圧勝してデビューからの連勝を10に伸ばした。その後は仏G1凱旋門賞への参戦も浮上したが、これは回避して中距離のここを引退レースに定めている。
本来なら中距離路線の中核となるべき有力馬たちが凱旋門賞などへ回ったこともあり、バーイードを除くとG1馬はわずか3頭。昨年の英ダービー馬アダイヤーは体調が整わず今年前半を棒に振ったが9月の一般戦で復帰してしっかり勝ち切り、大手ブックメーカーでの前売りではバーイードに次ぐ2番人気に推されている。
一方、昨年の愛G1タタソールズゴールドカップ馬ヘルヴィックドリームは連覇を狙った5月の同レースで8着に敗れるなど今年の戦績が振るわず人気薄の扱い。また昨年のG1愛2000ギニー馬マックスウィニーはその後に8連敗中とあってこちらも人気が薄い。
そのほかでは、英G1エクリプスステークス5着のベイブリッジ、昨年の2着馬ドバイオナー、仏G2ウジェーヌアダム賞を勝ったマイプロスペロなどが名を連ねている。