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バーイードの半弟、今年中のデビュー目指して調整途上

2022年10月18日 12:00

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 引退レースとなったG1英チャンピオンステークスこそ4着と初黒星を喫したものの、G1レース6連勝を含む11戦10勝の大活躍を見せたバーイードの半弟が、今年中のデビューを目指している。

 偉大な兄と同じW.ハガス厩舎に所属し、ナキーブと名付けられた2歳馬はナサニエル産駒。ちなみにバーイードはシーザスターズ産駒で、もう1頭の兄で今年の英G1コロネーションカップを制したフクムもシーザスターズ産駒だった。

 名馬のきょうだいだからと言って活躍できるわけではないのはハガス師も百も承知。そのうえで「フクムに近いところまで行ければ、私たちとしてもワクワクしてくる」と期待を寄せ、「今年中には走らせたい。本当は芝がいいんだが、ちょっと時間がないかも」とコメント。仕上がりが遅れるようならニューカッスル競馬場のオールウェザーでのデビューも見据えていることを明かしている。