現地5日、豪フレミントン競馬場で前年まではマッキノンステークスの名で開催されていたG1豪チャンピオンズステークス（芝2000m）が行われ、昨年の勝ち馬ザーキが鮮やかな逃げ切りで連覇を達成した。

　ザーキは残り300メートルで後続を突き放してリードを広げると、ゴール前ではモウンガらに詰め寄られたものの0.4馬身差を保ってゴールに飛び込んだ。

　2着争いはモウンガが最低人気のヘザショッカを0.1馬身差で退け、A.ニーシャム厩舎がワンツーフィニッシュ。前走のコックスプレートなどG1レース4連勝中だった1番人気のアナモーは後方から追い込むも勝ち馬から2馬身差の4着どまりだった。

　8歳せん馬のザーキは昨年のこのレースで3度目のG1制覇。その後も今年3月のオールスターマイルや今季初戦だった9月のG2トラムウェイステークスなどを勝った。その後はコックスプレート4着などG1で3連敗を喫していたが、ここでようやく復権を果たした。