現地20日、香港シャティン競馬場でG2ジョッキークラブマイル（芝1600m）が行われ、香港最強馬ゴールデンシックスティが競り勝った。

　レースは1番人気のカリフォルニアスパングルが逃げ、ワイククが内の3番手。ゴールデンシックスティは7頭立ての6番手に控え、最終コーナーで外から5番手に上がって直線に入る。そこからのスパートで最後は粘るカリフォルニアスパングルをクビ差で差し切った。ワイククはさらに2馬身3/4差の3着までだった。

　K.ルイ厩舎のゴールデンシックスティはここが今季初戦だったが、4月のG1香港チャンピオンズマイルを含めて3連勝。香港ジョッキークラブの公式サイトによると、C.ホー騎手は「ゴールデンシックスティに闘志があることは分かっていたが、今回はまだ8割の仕上がりだったから後は精神力にかかっていた」と振り返り、12月のG1香港マイルが楽しみだと語った。