ホンコンハリーが重賞3勝目、G2シービスケットHでG1馬ら撃破
2022年11月29日 12:50
現地26日、米デルマー競馬場でG2シービスケットハンデキャップ(芝8.5ハロン)が行われ、F.プラ騎乗のホンコンハリーが接戦を制した。
1番人気に推されていたホンコンハリーは縦長の展開で中団の5番手に待機。直線で外からスパートすると、逃げ粘るマスターオブフォックスハウンズと4番手から前を追ったビヨンドブリリアントをゴール寸前でまとめて差し切った。
クビ差の2着には昨年のG1ハリウッドダービー馬ビヨンドブリリアントが入り、さらにアタマ差でマスターオブフォックスハウンズ。トップハンデを背負っていた今年のG1アーリントンミリオン勝ち馬サンティンはホンコンハリーから3馬身1/2差の4着までだった。
P.ダマート厩舎のホンコンハリーはエスキューラブ産駒の5歳せん馬。デビューしたイギリスでは重賞経験のないままアメリカへ移籍したが、新天地では今回を含めて6戦5勝、2着1回。重賞も通算3勝目と安定した結果を出し続けている。