現地28日に行われる米G1ペガサスワールドカップターフの前売りで、アグネスゴールド産駒のアイヴァーが1番人気に推されている。

　アイヴァーはブラジル生まれで、米移籍後の2020年にG1シャドウェルターフマイルステークスを制覇。昨秋のG1ブリーダーズカップマイルは4着だった。

　競馬メディア『Thoroughbred Daily News』によると、アイヴァーの前売りオッズは3.5倍。P.ロボ調教師は「前走は素晴らしかった。最高クラスの馬（モダンゲームズ）には負けたが、カステリャーノ騎手もテン乗りだった。いい騎乗だったし、あれからペガサスWCターフを目標にしてきた。すべて順調に来ており、問題はない」と語っている。

　なお5倍で2番人気はともにC.クレメント厩舎のシティマンとデコレーテッドインヴェーダー。昨年末のG2フォートローダーデールステークスではペガサスWCターフ連覇のカーネルリアムを下してワンツーフィニッシュを決めている。

　これに続くのが7倍のレディスパイトスピア。2歳G1ナタルマステークスを含む重賞5勝で昨年のG1ブリーダーズカップフィリー＆メアターフでは3着だった。