サウジCに地元から新星? スコットランドヤードが前哨戦を大差勝ちで出走権獲得
2023年02月01日 13:00
サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で現地1月28日にリステッド(ローカルG1)の二聖モスクの守護者カップ(ダート2000m)が17頭により争われ、スコットランドヤードが好位追走から直線で抜け出すと、2着のエレクタビリティーに10馬身1/4差をつけて圧勝。G1サウジカップの優先出走権を獲得した。
外から3番目の枠から抜群のスタートを決めたスコットランドヤードは、内ラチから10頭分ほど離れた位置で2番手集団に並走。第3コーナーから内へ寄っていくと最終コーナーで先頭に並び、道中は真横で並走していたエレクタビリティーを一方的に突き放した。
スコットランドヤードは昨年のサウジCを制したエンブレムロードと同じくサウード王子が所有し、M.アルムロワ調教師が管理するクオリティロード産駒の4歳牡馬。昨年2月19日にアメリカでデビューするも4戦未勝利(2着2回)でサウジアラビアに移籍し、12月31日の初戦から無傷の3連勝とした。
なお、スコットランドヤードは1月14日の前走で昨年のエンブレムロードがサウジCの直前に勝ったキングファイサルカップ(ローカルG1)を制覇。また、昨年の二聖モスクの守護者Cを勝ったメイキングミラクルズは本番でも4着に善戦している。