ドバイシーマC制覇のハーツクライが死亡、ジャスタウェイら海外G1勝ち馬の父
2023年03月11日 11:41
現役時代にG1ドバイシーマクラシックを制し、種牡馬としても海外G1馬を出したハーツクライが9日に起立不能となり、22歳で死亡した。JRAが発表し、米競馬メディア『bloodhorse.com』も訃報を報じている。
サンデーサイレンス産駒のハーツクライは2005年の有馬記念で、同年の無敗の三冠馬ディープインパクトに初黒星を付けるG1初制覇。翌年3月にドバイシーマクラシックを勝ち、7月には英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスダイヤモンドステークスでも3着と善戦した。通算成績は19戦5勝。
引退後は2014年のG1ドバイデューティフリー(現ドバイターフ)で海外G1を初制覇したジャスタウェイ、2019年に豪G1コックスプレートなどを勝ってJRA年度代表馬に輝いたリスグラシュー、ジャパンカップを制したシュヴァルグランにスワーヴリチャード、2022年の日本ダービー馬ドウデュースらを輩出した。