デビュー2連勝で1月末の米G3サウスウェストステークスを制してケンタッキーダービー候補の一角と見られていたアレイビアンナイトが、春のクラシック参戦を断念することが分かった。

　これはオーナーのゼダンレーシングの発表を米競馬メディア『bloodhorse.com』などが報じたもの。アンクルモー産駒のアレイビアンナイトは初戦と2戦目のサウスウェストSをいずれも圧勝。その後に今年のKYダービーは出走停止処分中のB.バファート厩舎からT.ヤクティーン厩舎へ転厩していた。

　ゼダンレーシングは「アレイビアンナイトはもうKYダービー参戦を考えていない。ヤクティーン調教師は彼の走りに満足しておらず、急がずに成長の時間を与えるのが馬にとって最善だと判断した。今後は夏と秋に向けてプランを練っていく」との声明を出している。