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ドバイWCで惜敗のアルジールスは休養入り、BC開催を目標に再始動へ

2023年03月29日 13:01

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 ドバイワールドカップで日本のウシュバテソーロに屈したアルジールスは夏の終わりまで休養し、11月のブリーダーズカップ開催を目途に再始動する。英競馬メディア『attheraces.com』が現地27日付けで報じた。

 アルジールスを共同管理するE.クリスフォード調教師は「素晴らしいパフォーマンスだったし、彼自身が世界のトップダートホースであることを証明した。彼らは動くのが少し早かった。緩みのないラップで後方追走の馬たち向きになったが、止まらなかった彼は大したものだよ」「彼の周りにいた馬たちは皆、早々に止まった」「彼が直線に向いた時に我々は勝ったと思ったけど、最後の1ハロンを耐えられなかったね」と激闘を総括。

「勝てはしなかったけど、我々には誇らしい思いをさせてくれた」「リングフィールドのリステッド(チャーチルステークス)で負けたとき、誰かにワールドカップで2着になると言われたら、自分でも信じなかっただろうね」と満足感を示し、昨年10月からコンスタントに使ってきたアルジールスに休養を与えると明かした。

 そして、今後については夏の終わり頃までアルジールスを休養させ、再び芝のレースに使うこともないと言及。「まだ早いし、それまで時間もあるけど、ブリーダーズカップあたりを意識するものさ」と、ダートでの成功を得た当面の目標にBC開催があることを示唆している。

 なお、同じくクリスフォード師が管理し、昨秋のG1クイーンエリザベス2世ステークスで3着などマイル路線でブレークしたジャドゥーミは、馬場次第でG1ロッキンジステークスから始動予定とのこと。