米G1アーカンソーダービー、エンジェルオブエンパイアが父子制覇
2023年04月02日 13:36
米オークローンパーク競馬場でG1アーカンソーダービー(3歳、ダート9ハロン)が現地1日に行われ、F.プラ騎乗の4番人気エンジェルオブエンパイアが7番手追走から第3コーナーで仕掛けると、捲り気味に突入した直線では4馬身1/4差を開いて圧勝した。
道中は前方に7頭の集団、それを離れて3頭が追い掛ける形になり、エンジェルオブエンパイアは集団の最後尾で末脚を温存。第3コーナーからの仕掛けで一気に決着をつけた。向正面で集団から3馬身ほど離れた8、9番手の最低10番人気キングラッセルが2着に続き、さらに1/2差の3着争いを2番手追走の2番人気リインカーネイトが制している。
1番人気のロケットキャンは勝負所での反応が鈍く、直後でマークする形の勝ち馬に捲られて万事休す。直線では粘って盛り返したものの、さらにアタマ差及ばず4着に敗れた。
エンジェルオブエンパイアは前走のG2リズンスターステークスから重賞連勝でG1初制覇。このレースを2017年に制している父クラシックエンパイアとは親子制覇となった。なお、父は次戦のケンタッキーダービーで4着、プリークネスステークスでは2着に好走している。