2月25日のフューチュリティステークスを制すなど、G1レース通算5勝の強豪アリゲーターブラッドが放牧に出され、日本からホウオウアマゾンも出走を予定しているG1オールエイジドステークスを回避することになった。豪競馬メディア『racing.com』が現地10日に報じた。

　アリゲーターブラッドをG.ウォーターハウス調教師と共同管理するA.ボット調教師は「彼は放牧に出た。続戦させたい気持ちもあったが、この秋は、来春を見据えて軽めのキャンペーンにしておこうと馬主グループとも話していたんだ」「ドンカスターマイルが不良馬場だったから、当初のプラン通りにするのが良いだろうと思ってね」と、今後を優先した決断とコメントしている。

　アリゲーターブラッドは今秋に3戦し、初戦のフューチュリティS勝ちから2戦目は3月18日のオールスターマイルで4着、3戦目の前走は4月1日のG1ドンカスターマイルで15着だった。