KYダービー売上、日本では減少もトータルでは史上最高の254億円超に
2023年05月08日 13:05
現地6日に行われた第149回ケンタッキーダービーの売り上げが、日本では前年比減だったもののトータルでは史上最高額をマークしたことが分かった。
今年のKYダービーは日本から史上初めて2頭が挑戦することで注目を集めたが、日本時間の6日夜に前売り1番人気だった本命馬フォルテが出走取消となったうえに7日早朝の発走だったこともあり、JRAによると返還金が2億2187万6600円も発生。そのためJRAでの売り上げは昨年の10億7538万4300円に及ばない9億2689万2600円だった。
ただし競馬メディア『Thoroughbred Daily News』が報じた主催者発表によると、今年のKYダービーの総売り上げは1億8770万ドル(約254億4000万円)に達し、過去最高だった2022年の1億7900万ドル(約242億円)を上回った。
また開催地のチャーチルダウンズ競馬場が第1、第2コーナー間に「First Turn Experience」と呼ばれるスタンドを新設したことで、入場者数も15万335人に達したという。