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アロゲート産駒のアルカンジェロ、米G3ピーターパンSを制すもベルモントS参戦は未定

2023年05月14日 13:39

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 現地13日、米ベルモントパーク競馬場でG3ピーターパンステークス(3歳、ダート9ハロン)が8頭により争われ、2番人気のアルカンジェロが第3コーナーから長く脚を使って進出すると、2番手から先に抜け出した1番人気ビショップスベイとの一騎打ちをアタマ差で制した。

 6頭で固まる集団の後ろに収まったアルカンジェロは、第3コーナーから馬群の外を進出。直線入口で抜け出す構えのビショップスベイに馬体を併せると、抜きつ抜かれつの叩き合いを制した。8馬身3/4差の3着には5番人気のヘンリーキューが入線している。

 アルカンジェロはフロリダに拠点を置く女性調教師のJ.アントヌッチが管理するアロゲート産駒の牡馬で、昨年12月にガルフストリームパーク競馬場でデビュー。3戦目の3月18日に勝ち上がり、今回は4戦目での重賞初挑戦だった。

 ピーターパンSは三冠最終戦のベルモントステークスへの登竜門となっているが、米競馬メディア『bloodhorse.com』によると自身やオーナーを含めて小規模な集団と称すアントヌッチ師は次戦について態度を保留。アルカンジェロの状態次第と話すに留めている。