現地19日、翌20日に行われる米クラシック第2戦のG1プリークネスステークスで有力視されていたファーストミッションが、左後肢を痛めたため同レースを回避するとオーナーのゴドルフィンが発表した。

　B.コックス厩舎のストリートセンス産駒ファーストミッションは、4月15日にG3レキシントンステークスを制覇。クラシック初戦のG1ケンタッキーダービー出走はならなかったものの、プリークネスSの前売りではKYダービー馬メイジに次ぐ2番人気に推されていた。

　米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、ゴドルフィンは「非常に残念だが、馬の安泰は私たちの最大の関心事。今後は復帰への最善の行動のため、必要な措置を取る」とコメント。コックス調教師も「馬の健康が第一。回避は簡単な決断だった」と話している。