NEWS

ニュース

ニュース/コラム

奇跡のKYダービー馬リッチストライクが転厩、オーナーと調教師が仲違い

2023年05月26日 14:17

  • 友だち追加数

 2022年に滑り込みの繰り上がり出走でまったくの人気薄ながら米クラシックのG1ケンタッキーダービーを制したことで大きな話題となったリッチストライクが、E.リード厩舎からW.モット厩舎へ転厩することが分かった。

 米競馬メディア『bloodhorse.com』によると、リッチストライクを管理していたリード調教師とオーナーのR.ドーソン氏は同馬の映画化契約を巡って揉めていたという。ドーソン氏は「リッチストライクを殿堂入り調教師のモット氏に預けることで合意したと発表することをうれしく思う」とコメントしている。

 キーンアイス産駒のリッチストライクは7戦1勝で臨んだ2022年のKYダービーで豪快な追い込みを披露し、1番人気のエピセンターを差し切ってクラシック制覇を達成。その後はG1ブリーダーズカップクラシック4着などはあるものの白星がなく、今年初戦だった今月5日のG2アリシーバステークスは5着だった。