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ウェリントンを管理するギブソン師、来季は香港JCにライセンス申請せず

2023年06月07日 12:30

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 昨年の香港スプリントを制したウェリントンを管理するなど、香港で活躍するR.ギブソン調教師が、2023/2024シーズンの免許申請を見送ることになり、香港ジョッキークラブにより現地6日に発表された。

 英国出身のギブソン師は2011/2012シーズンから香港に拠点を置き、現時点で通算286勝をマーク。代表的な管理馬には2013年に香港ダービーと香港カップを制したアキードモフィード、2013年から2015年にかけてチェアマンズスプリントプライズやクイーンズシルバージュビリーステークス、香港クラシックマイルなどに勝ったゴールドファンがおり、今季(2022/2023シーズン)は12開催で9勝を挙げている。

 また、ギブソン師はフランスで開業していた2007年と2008年にはドクターディーノを擁して香港ヴァーズを連覇した。

 リリースには53歳のギブソン師が今季終了まで香港での調教師生活を全うすると記載されているものの、発表を受けて速報した地元メディアの『サウスチャイナモーニングポスト』(電子版)を含め、今後については触れられていない。

 なお、ウェリントンにはロイヤルアスコット開催のG1クイーンエリザベス2世ジュビリーステークス(6月24日=昨年のプラチナジュビリーステークスから改称)に遠征する可能性がある。