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コロネーションSで英1000ギニーの2強が再戦、前売り人気はタヒーラが逆転

2023年06月18日 08:26

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 英ロイヤルアスコット開催のG1コロネーションステークス(3歳牝馬、芝8ハロン)の追加登録が現地17日に締め切られ、今年は最大9頭で争われることが決定。英1000ギニーで激しく火花を散らしたモージとタヒーラの再戦が大きな注目を集めている。

 英1000ギニーでは残り2ハロンからモージとタヒーラの2頭が抜け出し、先んじたモージにタヒーラが食い下がってお互い一歩も譲らぬ激闘を展開。最後は半馬身差でモージに軍配が上がった。その後、タヒーラは愛1000ギニーを快勝して今回に駒を進めた一方、モージは英1000ギニーからの直行を選択している。

 英1000ギニーではモージに屈したタヒーラだが、コロネーションSに向けた前売りでは今週を通じて1.7倍の1番人気をキープ。ブックメーカー各社は逆転を支持している。タヒーラのD.ウェルド調教師は、英1000ギニーでの今季始動を前に仕上がり途上と言っていたが、愛1000ギニーを勝って言葉を裏づけた。

 一方、S.ビン・スルール調教師が管理するモージは『パディパワー』の前売りで最大4.3倍がつく2番人気。これにメディテイトとクイーンフォーユーが6.5倍の3倍人気タイで続いている。

『コーラル』はタヒーラを単勝1.8倍の1番人気に推しており、英競馬メディア『racingpost.com』は、コーラル関係者の「モージが3倍から3.75倍へ後退したのとは対照的に、マーケットはタヒーラが英1000ギニーの勝者にリベンジすると確信しているようです」という声を紹介している。