現地17日、米モンマスパーク競馬場でG3モンマスステークス（3歳以上、芝9ハロン）が行われ、J.ロザリオ騎乗の5番人気キャットニップが2番手で中間点を通過すると、第3コーナーから各馬が動く中で脚を溜め、直線では大外に持ち出されて一気の差し切りを決めた。

　1/2馬身差の2着に後方から早め進出の3番人気ネバーエクスプレインが続き、さらに1馬身差の3着には最後方の6番手から2着馬とともに動いた4番人気スピーキングスカウトが入線。1番人気のトリブヴァンは逃げるも4着に敗れた。

　キャットニップはキトゥンズジョイ産駒の4歳セン馬で、母の父は日本生まれのサンデーサイレンス産駒サイレントネームという血統。半姉には日本生まれのカラコンティ産駒で、重賞6勝のプリンセスグレースがいる。

　自身は3歳時に4戦1勝だったが、半年の休養明けだった4月26日の4歳初戦から3連勝での重賞初制覇としている。