豪G1コックスプレートの登録はコロナ禍前の水準に回復、パディントンの名前も
2023年08月09日 12:45
豪G1コックスプレート(10月28日)のノミネーションが現地8日にムーニーバレーレーシングクラブ(MVRC)より発表され、今年は豪州国内外から178頭の登録があることが明らかになった。
178頭の中には48頭のG1ホースをはじめとして計35頭の3歳馬(南半球産24頭、北半球産11頭)が含まれ、外国調教馬は17頭を数える。2020年以降にメルボルン地区に管理馬を送り込んでおらず、このレースを過去に勝利しているアイルランドのA.オブライエン調教師は、G1レース4連勝中のパディントンを筆頭に9頭を登録した。
また、2021年にステートオブレストで制した息子のJ.オブライエン調教師は3頭をエントリー。S&E.クリスフォード調教師はウエストウインドブローズ、W.ハガス調教師はマイプロスペロを登録したほか、すでに参戦表明済みの香港のロマンチックウォリアーの名前もある。
地元の豪州勢ではC.ウォーラー調教師の27頭を筆頭に、A.ニーシャム調教師とG.ウォーターハウス&A.ボット調教師が各11頭、C.マー&D.ユースタス調教師は10頭を登録している。
MVRCのM.ブローウェルCEOはリリースの中で「178頭のノミネーションはコロナ禍前の2019/2020レベルに回復している」「ノミネーションの中にレーティング125で3歳馬として世界最高のパディントンの名前を見られるのは素晴らしい。レーティング123で複数のG1勝ちがあるロマンチックウォリアーも今春のハイライトとなる馬の1頭だ」と期待感を表明している。
なお、日本からのエントリーはなかった。