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昨年の仏ダービー馬ヴァデニが引退、凱旋門賞では2着

2023年08月17日 10:15

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 昨年の仏ダービー馬で、仏G1凱旋門賞では2着と好走したヴァデニの引退および種牡馬入りが現地16日に発表された。競馬メディア『Thoroughbred Daily News』などが報じている。

 チャーチル産駒の4歳馬ヴァデニはアガ・カーン殿下の所有馬としてJC.ルジェ厩舎からデビュー。昨年6月に仏ダービーを制すと英G1エクリプスステークスも連勝した。秋はG1アイリッシュチャンピオンステークス3着、凱旋門賞2着と勝ちきれなかったが、欧州競馬の年度表彰にあたるカルティエ賞で最優秀3歳馬に選出された。

 ただし今年は4月の仏G1ガネー賞が4着、5月の愛G1タタソールズゴールドカップは5着と精彩を欠いていた。通算成績は115勝(重賞3勝)。

 今後はアガ・カーン殿下が所有するフランスのスタッドで種牡馬入りする予定で、種付け料は未定だという。