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試練の大外枠を引いたフクム、陣営はクローリー騎手に「祈るしかない」

2023年09月29日 13:43

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 現地10月1日の仏G1凱旋門賞で有力視されているフクムだが、不運なことに枠順は15頭立ての14番枠と大外になってしまった。

 英競馬メディア『At The Races』によると、2000年以降の凱旋門賞で14番枠から勝ったのはわずか2頭。2003年にC.スミヨンが騎乗したダラカニと、2015年にL.デットーリ騎手がスタートからしばらく大外を走り続けて好位確保に成功という好騎乗が光ったゴールデンホーンしかいない。

 陣営のレーシングマネージャーを務めるA.ゴールド氏は「ジム(クローリー騎手)が全てやってくれるだろうが、私たちにできることは何もない」「彼がどのように折り合って前に行くかを見て、どこかで内に入り込むことを祈るしかない」と語り、鞍上にすべてを託していた。