現地7日、米アケダクト競馬場で行われた牝馬G3ワヤステークス（3歳以上、芝11ハロン）は、4頭立ての3番手からレースを進めた1番人気のマキューリックが、逃げ粘る僚馬アイデアジェネレーション（4番人気）を直線半ばで差し切った（2馬身差）。

　さらに2馬身1/4差の3着には最後方から3番人気のシスターオトゥールが続き、2番人気のパルナックは2番手追走も第3コーナーから遅れはじめて4着に終わった。

　マキューリックはC.ブラウン調教師が管理するフランケル産駒の4歳馬で、8月のG2グレンズフォールズステークスに続く重賞4勝目。ブラウン師は5連覇を達成し、2015年以降で7勝目としている。

　ニューヨーク州競馬協会（NYRA）の公式サイトに掲載されたコメントによると、ブラウン師はマキューリックに2ターンの10ハロンが合っているとし、ブリーダーズカップフィリー＆メアターフに参戦する可能性を示唆している。