【BCフィリー&メアスプリント】ダート初挑戦メイケイエールは9着、池添騎手「残念」
2023年11月06日 14:30
<BCフィリー&メアスプリント>◇4日(日本時間5日朝)=米サンタアニタパーク競馬場◇G1◇ダート1400メートル◇3歳上牝◇出走9頭◇1着賞金52万ドル(約7800万円)
日本から送られた“エール”は、太平洋を越え、確かに届いた。ただ、メイケイエール(牝5、武英)と池添謙一騎手(44)の挑戦は9着という結果に終わった。ダート競馬の本場アメリカの地に挑んだ日本のアイドルホースだったが、米国競馬らしいタフな流れに3コーナーから鞍上の手が動く追走になり、直線では伸びを欠く形となった。
日本で積み重ねた重賞タイトルは6つ。悲願のG1制覇を目指し、初めて乗り込んだ米国で、初めてダートに挑戦した。結果は厳しいものとなったが、メイケイエールらしい出し切る走りだった。
池添騎手 スタートして隣の馬に1歩目で前に入られて、少し窮屈になりました。そこまでむきにならず、中団までつけられましたが、3コーナーから持続するペースにしんどくなって手が動いて余力がなかったです。いい状態で臨むことができて、勝つつもりでしたけど残念です。
武英師 スタートしていつものことなんですけど、出負け気味で、外の馬に前に入られて、スピードに乗るまで時間がかかりました。その後は3角まで順調でしたけど、手応えが悪くなりました。合うかなと思いましたけど、馬場の影響があったのかなという気がします。あとどれぐらい現役を続けられるか分からないですけど、またこの子のいい走りを見せられるようにスタッフ一同頑張っていきたいです。
勝ったのは、I・オルティスJr.騎乗のグッドナイトオリーブ(牝5、C・ブラウン)。レース史上2頭目の連覇を果たした。速い流れを好位で追走し、4角で先頭に立つ積極策。直線では楽に後続を引き離した。2着は外から追い込んだユウギリ。
※日本での馬券発売なし