英愛ダービーやブリーダーズカップターフなどを制したディープインパクト産駒のオーギュストロダンが、4歳となる来年も現役を続行することをA.オブライエン調教師が明らかにした。

　オーギュストロダンは今年の英愛ダービーを連勝。その後はG1キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークスで10着に敗れるも、秋にG1アイリッシュチャンピオンステークスとBCターフを制覇した。当初は今年限りでの引退と種牡馬入りが予定されていたが、同馬を所有するクールモアグループはこの方針を撤回した。

　オブライエン師は『PA news agency』に対し、「この決断にわれわれは喜ぶばかりだ」とコメント。「まずすべきことは、彼を少し休ませること。長いシーズンだったからね。それから、彼がどのレースから始動するのか考えることになるだろう」と語った。

　また来年はダートの米G1ブリーダーズカップクラシックが最終目標になるのかと問われると、同師は「もちろんすべてのレースが彼にとってはオープンだ」と返答していた。