今月4日に米G1ブリーダーズカップクラシックを制したホワイトアバリオが、来年2月27日のG1サウジカップを目指す可能性が浮上している。米競馬メディア『Daily Racing Form』が報じた。

　ホワイトアバリオを管理するR. ダトローJr.調教師は「現時点での最良のシナリオは、今いる場所にとどまること」と語り、当面はサンタアニタで調教を続ける意向。ただし2月末のサウジカップ前にレースに使うかどうかは未定で、1月27日の米G1ペガサスワールドカップに向かう可能性もあるという。

　共同オーナーのM.コーネット氏は「ペガサスのことはまだ頭の片隅に残っている」と語り、「（レース間隔が）4か月はとても長い」と話している。

　ホワイトアバリオはタピット系レースデー産駒の4歳馬。3歳時にG1フロリダダービーを勝ち、今年は1月のペガサスWCは8着だったものの、8月のG1ホイットニーステークスと11月のBCクラシックを連勝した。