トルコで成功の種牡馬キュヴェが死亡、現役時は米2歳G1勝ち
2023年11月18日 13:10
現役時代に米G1を制し、種牡馬としてはトルコで成功を収めたキュヴェが慢性心疾患のため22歳で死亡したことが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。
カーソンシティ産駒のキュヴェは2歳だった2003年にG1フューチュリティステークスなど重賞を3勝。翌年の引退まで通算で9戦4勝の成績を収めた。種牡馬としてはほぼ同世代のタピット、メダグリアドーロ、スパイツタウン、キャンディライドらの陰に隠れがちだったが、2009年には産駒のノーブルズプロミスがG1ブリーダーズフューチュリティを制した。
その2009年にはトルコに売却され、同国で種牡馬としてのキャリアを継続。2021年のトルコチャンピオンマイラーとなったスペンサーを出すなど長く活躍し、ブルードメアサイアーとしても評価が高かった。