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ボリショイバレエが引退、障害用の種牡馬に転身へ

2023年12月20日 12:05

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 A.オブライエン調教師の管理で米G1を2勝したボリショイバレエの引退が決定。ビーチススタッドで障害用の種牡馬に転身することがクールモアの公式サイトで発表された。

 ボリショイバレエは2歳時のデビュー2戦目に4馬身差で勝ち上がると、明け3歳初戦のバリーサックスステークスで重賞初制覇を飾り、さらに愛ダービートライアルステークスも連勝して父ガリレオやイェーツ、ハイシャパラルといった同じクールモア所有の一流馬たちに続いた。

 その後にアメリカのベルモントダービーでG1初制覇としたものの2年余り白星から遠ざかり、5歳を迎えた今年8月にソードダンサーステークスで2度目のG1制覇を飾ったのが最後の勝利となった。

 オブライエン師は引退に際し「ボリショイバレエは他に例を見ない素晴らしい見た目と歩様をしており、好素質で気道もクリーンだった」「彼は1マイル1/4(10ハロン)のG1を勝つ能力があり、1マイル半(12ハロン)の距離もこなした」とコメントを寄せている。