豪G1ロバートサングスターS、クライミングスターが巧みな立ち回りで制す
2024年04月28日 10:20
現地27日、豪モーフェットヴィル競馬場で行われた牝馬G1ロバートサングスターステークス(2歳以上、芝1200m)は、発馬で躓き後方2番手からの追走となったクライミングスター(7番人気タイ)が最内を進出して抜け出し、最後方から追い込む6番人気ラーニングトゥフライを振り切った(0.3馬身差)。
大外の14番枠で一完歩目に躓いたクライミングスターは、鞍上がすぐに内ラチ沿いに誘導して後方2番手を追走。最終コーナーで大きく開いた馬群の最内から楽に抜け出すと、10頭分以上に広がった大外から追撃するラーニングトゥフライを振り切った。
勝ち馬の直前を追走したベネデッタ(4番人気タイ)も内から抜け出してさらに0.1馬身差の3着に続き、1番人気のエストリエラは勝ち馬から2.5馬身差の5着に敗れた。
クライミングスターはP.ストークス調教師が管理するズースター産駒の4歳馬で今回が重賞初制覇。これまでにデビュー2戦目のG2フィリーズクラシックや前走のG3・RNアーウィンステークスなど重賞では3回の2着があった。