今年のケンタッキーダービー馬ミスティックダンが、現地8日に行われる米クラシック最終戦のG1ベルモントステークスに出ることが分かった。米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じている。

　1日に行った5ハロンの追い切りについて、マクピーク調教師は「単なるメンテナンス。複雑なことは何もなかった」と語った。

　ミスティックダンはケンタッキーダービー制覇後、クラシック第2戦のG1プリークネスステークスで2着。ベルモントSに出れば、コロナ禍で変則開催だった2020年のマックスプレイヤー以来で、通常開催に限れば19年のプリークネスS勝ち馬ウォーオブウィル（ケンタッキーダービー7着、ベルモントS9着）以来となる。

　ベルモントSにはプリークネスSを勝ったシーズザグレイも出走予定。クラシック勝ち馬同士がベルモントSで対戦するのは2013年以来で、当時はケンタッキーダービー馬オーブが3着、プリークネスS覇者オックスボウが2着で、勝ったのはケンタッキーダービー12着以来の伏兵パレスマリスだった。